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パワーのある名刺とは? |
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知ると知らないとでは大違い!配るだけ無駄なタダの名刺?いえ!むしろマイナス効果!
まず、どのような名刺がパワーのある名刺となりうるのか? では、効果ある名刺デザインとは?
伝えたいメッセージを瞬時に読み取れる『表情』をしているか。
紙媒体である印刷物は、ホームページ上の同サイズと比較した場合、情報密度(解像度)が圧倒的に高い(5倍程度)わけですが、この小さな紙空間を計算して使えば、単なる情報の伝達だけでなく、人の感情に触れる、まさに元気が伝染するツールとして最適な仕様なのです。 インターネットが普及してから久しいですが、紙媒体が無くならない理由の一つがこれです。なので、名刺(55mm×91mmの世界)は所詮小さいから……などとあなどってはいけません。その訴求力は、絶大となり得る潜在能力を秘めているのです。(使う人も創る人もまだまだ理解不足がいなめないですが) 名刺はあなたの「顔」ですから、その『表情』によって、あなた自身を覚えてもらうという目的がまず第一優先です。受け取る側があなたを受容し、理解しなければ何も始まりません。ましてや期待する「見込み客の良い反応」を創出するなどありえません。 ただ、ここで気をつけなければならいのが売込み臭をなくしたアイディアやフレーズが
大切ということです。
よく名刺に躍る「是非当社まで!」とか「お任せください!」などは原則禁止です。最初から売込み満々フレーズでは、客足が逃げてしまいます。
相手がアクションを起こしたくなる『小ネタ』が仕込まれているか。
例えばどんな人でも他人に伝えたい「ネタ」って持ってますよね。実はこれが抜けている名刺が圧倒的に多いのです。だから名刺が営業ツールとして機能しないのです。 「おっ!いいね〜」とか「ちょっと!ちょっと!この名刺」なんていう、ネタの提供が肝なのです。しかもドッカ〜ン系の一発タイプではなく、後からボディーブローのようにジワジワ効いてくる『小ネタ』でなければ受け取る人の深層心理には届きません。 だからといってウケ狙いではビジネスは成立しません。あくまでも仕事ですから、計算して緩急・強弱のバランスが必要です。
名刺ごとに違う、名刺の『黄金比』等が組み込まれているか。
人間はさまざまな感覚器のうち、視覚で受け取る情報が60パーセントと言われており、特に名刺の情報は図解やグラフィックのほうがより多くの情報量を伝えることができます。また、南カリフォルニア大学の心理学者メラビアン教授は、いわゆる「メラビアンの法則」※で、好意の印象が93%の非言語(ノンバーバル)であった、との論文を発表しています。 よく言われる『黄金比』は、自然界に多数存在し、もっとも美しい比率として有名な分割比率(1:1.618)であり、これを理由したレイアウトは、重心がしっかりして非常に安定感の高い印象を与えるのが特徴です。弁護士や金融系の方の名刺に応用できるデザインと言えます。 細部に至っては、いくら覚えてもらいたいからといって、あなた自身の名前が社名よりも異様に大きかったり(業界や業種によって違いますが)、名前に比べて社名が非常に小さいなどは間違っています。 ※「メラビアンの法則」の誤解、及び、非言語(ノンバーバル)コミュニケーションについて メラビアンの「7-38-55のルール(7%-38%-55% Rule)」は、限定条件下の等式。 また、ペンシルバニア大学の非言語学の第一人者であるバードウィステルによると、「2者間対話の場合、言葉によって伝わるメッセージは全体の35%にすぎず、残りの65%は話し振りや間の取り方、動作、ジェスチャーなどのノンバーバルな手段によって伝えられる」との研究結果が発表されています。 メラビアンの他の実験や論文、バードウィステル並びに他専門家の著書に書かれた記述からも、非言語(ノンバーバル)の重要性は証明されており、コミュニケーションやプレゼンテーションなどに応用可能であると考えられています。 |
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